ダルシーのにっき: 鉄のフライパンの使い方

2014年7月2日水曜日

鉄のフライパンの使い方

20年ぶりにフライパンを買い換えることにしました。
最近、よく鉄のフライパンの使い方を聞かれるので、ついでに記事にしちゃおうかと。

そう、この記事はこれから私が手抜きをするための記録です(笑)



これまで、鉄のフライパンとテフロン加工のフライパンを併用していましたが、お値段以上○○○で買ったテフロン加工のフライパンが使用3回目でベロロ~ンと綺麗にテフロンが剥がれまして・・・寿命の短いテフロンのフライパン。それでも最短2年は使っていたのでこんなに早く、しかも潔く全体が剥がれると、さすがに唖然。

で、今更なんですけど、よく考えたら併用する必要性が無いなと(^_^;)

今まで使っていた鉄のフライパンは祖母から譲り受けたもの。

なので、思い切ってこちらも新調することに。

いろいろ物色していた結果、たどり着いたのがコレ。



や、安い!!使用3回目でベロロ~ンと綺麗にテフロンが剥がれたお値段以上○○○のフライパンと大差ない。。。しつこい?!仕方ないです、若干根に持ってますからww


てなわけで、早速買ってみました。



では、開梱。




今まで使っていたものは持ち手が木だったので、気をつけないと煙が出たり熱くなったりと、ミトン必須でしたが、このフライパンの持ち手は長め(よくあるテフロンタイプと同様)だし、プラスチックなので素手で大丈夫そう。




では、鉄のフライパンを使う前の儀式。「焼き入れ」開始!

何をしてるかって言うと・・・今の鉄のフライパンは、売れる前に錆びないように錆び止め防止の塗装がされています。
加熱してそれを飛ばすのと、使用時に焦げ付かないように鉄に油をしみこませる作業をしてます。

テフロンのフライパンは買ってすぐ使えますが、鉄のフライパンでこの焼き入れを手抜きすると、ただの焦げ製造機と化しますのでしっかりやりましょう。




加熱開始!
ちょっとづつ黒くなってきました。

※安全停止装置付のガスコンロは焼き入れ作業にとって邪魔でしかないので、安全装置の無いコンロを使うか、カセットコンロで行うことをお勧めします。。。っていうか、お勧めも何も、安全装置がついてると話になりません(^_^;)




黒い範囲がだんだんと拡張・・・




そして鉛色に変化。




底から淵にだんだんと鉛色の部分が増えてきました。




淵も完全に黒くなりました。
火が回りにくい場合は、フライパンを傾けるとしっかり加熱できます。フライパンを傾ける場合は、カセットコンロのほうがやり易いかな。




ところで・・・鉛色ってどんな色かですが、画像だと光ってしまって分かりにくいかもしれないので、色見本を載せておきます。


鉛色はこんな色





はい。綺麗に鉛色になりました。
持ち手との接合部分が一番火が入りにくくて苦労すると思いますが、こんなところはめったに使うところじゃないので、そのあたりはザックリで良いと思います。

では、一度洗剤をつけてしっかり洗います。

これから先、このフライパンを使い続ける間、洗剤を使うことはありません。
(再生するときは別ですけどね)
洗剤を使ってしまうと、せっかく鉄にしみこんでいる油が落ちてしまい、油膜の効果が無くなるので焦げ付きの原因になります。


さてさて、よく洗ったら続いて油をしみこませる作業に入ります。

多めの油で野菜くずを炒めます。




あくまでフライパンを使うための準備作業ですから、コレを食べようと思わないでください。




まだ炒めます。




この辺で勘弁してやろう(笑)




野菜くずを捨て、水で洗います。

あら、一部黒くなっちゃいました(^_^;)
焦げではないからまぁ良いけど・・・いったんタワシで磨くことにします。




完了!

この後、熱したフライパンに油をしっかり塗ります。

しばらくは、使用後に油をフライパンに塗りまわす作業をしたほうが良いです。





0 コメント♪: